白川静先生二連発

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常用字解 第二版
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著者: 白川 静
出版社: 平凡社
ISBN: 4582128106
定 価: ¥ 3,150
出版日: 2012-10-27
ジャンル: 単行本

人名字解
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著者: 白川 静
出版社: 平凡社
ISBN: 4582128084
定 価: ¥ 1,995
出版日: 2006-01-26
ジャンル: 単行本

¥1,000-以上の書籍を購入するのは久々だ。くれぐれも嫁にはご内密に。
「且」「也」「士」「色」を確認するためだけに購入。以下白川説。
「且」:まないた。
「也」:匜という青銅水器。
「士」:まさかり(の頭部)。
「色」:後背位。
阿辻説と共通するのは「色」のみ。

金八先生こと武田鉄矢先生の「諸説ありますが・・・」というエクスキューズが有効に機能している。15~6のクソガキに「也」は女性器だという説もあるということを教える必然性は全くない。

本宅の江戸文献翻刻に有用であろう。たぶん。最近とんとご無沙汰だけど。

— posted by nitobe at 11:47 pm   commentComment [0] 

 

古語と現代語のあいだ—ミッシングリンクを紐解く (NHK出版新書 409)



古語と現代語のあいだ—ミッシングリンクを紐解く (NHK出版新書 409)
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著者: 白石 良夫
出版社: NHK出版
ISBN: 4140884096
定 価: ¥ 777
出版日: 2013-06-05
ジャンル: 新書

「白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」
おっと、若山牧水から入りますか。彼は、充分現代人だと思いますが、言われてみれば確かに古文。
原文至上主義の私に言わせれば、定家仮名遣いであろうと、契沖仮名遣いであろうと、歴史的仮名遣いであろうと、現代仮名遣いであろうとそのまま読めばいいじゃんということだ。読めないのは読者の勉強不足。古文を現代文に訳すだとか、現代文を歴史的仮名遣いで記述するだとか、ばかかおまえら。ということで、教科書検定の泥沼が垣間見られます。

— posted by nitobe at 09:32 pm   commentComment [0] 

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