汐越の松写真情報

越前の境吉崎の入江を舟に
掉指て汐越の松を尋
            西行
  終宵嵐に波をはこはせて
  月をたれたる汐越の松
この一首にて數景盡たり若一
辨を加ルものは無用の指を立るかこ
とし
(芭蕉自筆「奥の細道」より)
残念ながらこの和歌は西行作ではないと云われています。一説に、蓮如作とも言われていますが、定かではありません。もとより、わたくしめ、斯様な事を云々沙汰できる身分ではございませんので中指を立てて、そっとしておきませう。

撮影日:  2007/08/18
撮影場所: 福井県あわら市浜坂 芦原ゴルフクラブ 
撮影者:  新渡戸 広明
撮影機:  Nikon D40X / AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED II

「芦原ゴルフクラブ」芦原ゴルフクラブ パンフレット


閉場間際の17時過ぎにうかがった。プレイ中は危険なので、見学を断られることもあるらしい。ゴルフ場の皆様のご好意で、なんと!カートで案内していただいた。
「コースのど真ん中に、こんなものがあって、さぞかしご迷惑なさっているのでしょうねぇ。」私。
にやりと笑って「迷惑してます。」きっぱり。ゴルフ場の方。目は笑っていなかった。
誠に申し訳けございません。まさにわたくしめでございます。汗。
とはいいながら、快く色々説明してくださいました。ありがとうございました。


「文学碑」「横説明碑」「裏」前庭文学碑


越前の境吉崎の
入江を舟に棹して
汐越の松を尋ぬ
 終宵嵐に波をはこはせて
 月をたれたる汐越の松 西行
此一首にて数景盡たりもし
一辨を加るものは無用の指を
立るかことし

【裏面】
元禄二年旧暦八月十日
頃 芭蕉翁おくのほそ
道行脚の途次此処を尋
ねる

芦原温泉開場百周年記念
町制施行五十年記念
町村合併三十年記念
昭和五十九年八月五日
        芦原町


「汐越の松」「汐越の松」汐越の松




「」「」


帰り際に発見。

おくのほそ道
汐越の松碑

ここから左へ
九〇〇メートル先
芦原ゴルフクラブ
の前庭


特別付録
「東尋坊」「東尋坊」火曜サスペンス劇場でお馴染み「東尋坊」
岩崎宏美の歌の空耳が・・・
するわけなかろう!


素材集
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